大学院では会計学を専攻していました。具体的には、会計基準の根本にある考え方や基準のこれまでの変遷、各国の会計基準の違いを学んでいました。例えば、日本の会計基準とIFRSの考え方の違いを学び、それらについて話し合う授業などがありました。会計基準だけでなく、税法の基礎を学ぶ授業や現在トレンドになっている環境報告書に対して保証業務を提供することはできるのかなど幅広い分野の知識を学ぶ機会になりました。
数字には様々な事実が現れます。特に財務諸表は企業の財政状態や経営成績、潜んでいる課題を浮き彫りにすることができます。相手に納得してもらうための武器として数字に基づいて経営者をサポートできる、そのような魅力を感じ、税理士を目指しました。
決め手は、代表のお人柄に惹かれたこととやりたいことを積極的にさせていただける環境が用意されていたという二点です。代表は熱意のある方であり、人を特に大事にします。一人ではできないこともみんなでならできるという考えで、誰も見捨てることなく、ともに歩んでくださる、そんな方です。その言葉を聞いたときにこの人の下で働きたいと思いました。また、そのことに付随して、色々な挑戦ができる事も理由の一つです。社員一人一人の考えを聞き、それらを尊重し後押ししてくださるそんな環境だと感じたため、本事務所に入所しようと思いました。
面接はかなりリラックスした状態で臨めました。初めから代表との面接ということもあり、初めは緊張していましたが、自分のしっかりした想いを伝えたら代表は物凄く真剣に聞いてくださいました。少しぎこちなくても自分の熱意をアピールできれば、応えてくださるという意識で、あまり気負いすぎずに面接に臨むことが大事だと思いました。
すごく働きやすい環境だと思います。どんな些細なことでも気軽に聞くことができますし、困っているときに先輩の方から声をかけてくださることもあります。みなさん優しい方ばかりなので人間関係という点については困ることはないように感じています。
現在はPYC(※1)のカリキュラムのうちの研修期間にあたり、社会人のマナーをはじめとした基礎的な部分はもちろん今後実務で扱っていく税法の講義や外部の講師の方を呼んでの講義など多様な講義を受けています。その他にはメンターという担当の先輩社員に日頃の悩みを共有したり、勉強法のアドバイスをご教授頂いたり、二人三脚で今後のキャリア形成をサポートして頂いています。
将来的には後継者のいない経営者の想いを次代につなぐために事業承継に従事したいと考えています。これまで築き上げてきた会社に対する思いが、後継者がいないという理由によってなくなってしまうことは本当にもったいないことだし、経営者にとってはかなり辛い選択だと思います。日本の少子高齢化でますますこの問題は深刻化していく事を考えたとき、私はそのような人を少しでも減らすために税理士として事業承継に携わっていきたいと思います。
素直さのある方と一緒に働きたいと思います。事務所内には多様な分野に係る知識を持った先輩方がいらっしゃいます。学びたいと思ったことについて先輩方からアドバイスを頂けるため、それを素直に受け止め、自分のものにしていける人はどんどん成長してく環境だと思います。そういった意味で、様々なアドバイスに対して積極的に身に着けようとする姿勢を持った方が本事務所には合っているのだと思います。